【ネタバレあり】Assemble with Careの好きなところ
ご挨拶
みなさんこんにちは、セレロです。
今回は以前紹介した”Assemble with Care”をネタバレありで感想書いていきます!
当社比プレイ画像多めでいきますよ〜。
ざっくりした人物説明
先に主要な登場人物5人の説明を。
- マリア
このゲームの主人公で旅をしながら修理屋を営んでいます。
ほぼ家出のような形で実家を飛び出しており、両親との関係が良いとは言えません。
- イジー(イザベル)
ベラリーバで初めてであった少女です。
父・ジョセフが仕事で忙しく母は他界しており、寂しい日々を送っています。
- ジョゼフ
ベラリーバの町長さんです。
マリアがベラリーバを訪れたときは大きなフェスティバルの準備期間ということもあり、特に忙しくしていました。
亡くなった妻への愛はとても感じることができますが、イジーとの距離感は掴めていない感じ。
- カルメン
街でカフェを営む女性。
あまり売上が良くなく、機械系統にも疎いためマリアに何度も依頼をしてきます。
変にいじっぱりというか、初めてあったときの印象はそれほど良くありませんが、ストーリーの終わりには彼女を取り巻く環境が変わることもあって、明るく自信を持てる女性に変わっていきます。
好きなチャプター
好きなチャプターは割とあります。
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チャプター1とチャプター13
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チャプター7
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エピローグ
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チャプター1とチャプター13
チャプター1はチュートリアルパートです。
物を掴んで、指定の場所に仮置きする、という過程をふんわりと教えてくれます。
一つ一つの荷物にマリアの今までの修理屋としての旅を感じることができ、このあとのストーリーにすんなり溶け込めます。
そしてチャプター13。このパートは実質的なエピローグだろうと感じます。
マリアがベラリーバを旅立つ日、今まで使っていた荷物を今度はスーツケースに詰め込みます。
この街の人にもらった新たな荷物も詰め込んで、別れを偲びます。
このスーツケースで始まりスーツケースで終わる綺麗さがとても好きです。後味がいい感じ。
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チャプター7
このチャプターは次の章で好きなストーリーとしても紹介するのですが、パズルゲームとしても好きです。
イジーのゲーム機を修理するのですが、パズルは結構簡単。
しかしびっくりしたのが、修理後にゲームをやってみて!とイジーに言われることです。
難しくないミニゲームなのですが、まさかこのゲーム内にミニゲームがあると思っていませんでした。
そのびっくりポイントで好きなチャプターになりました。
あと、ゲームボーイアドバンスSPみたいでとても懐かしいゲーム機でした。
このポップな色味のゲーム機欲しいかもしれない。
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エピローグ
エピローグの主人公はマリアではなくカルメンです。
一緒にカフェを切り盛りすることになったヘレナに元の暮らしのようなオシャレなコーヒーを振る舞ってあげようとするカルメン視点の後日談です。
この前提ストーリーも心が温まる感じがしますね。
ただこの章はパズルゲームとして好きなポイントです。
そう、やはり追加チャプターなだけあって難しかったです()
単純にコーヒーマシンという機械が難解、説明書もなしにパイプを繋ごうとするなカルメン。
初めてプレイしたときはコーヒーマシン全面のカバーが取れるとわからずに詰みかけました。
このゲームの定石は外せるネジを最初にすべて外すことです。みなさん胸に刻みましょう。
ストーリーの好きなところ
ストーリーは結構わかりやすいです。
翻訳も違和感ない日本語になっているという点だけでなく、内容構成もわかりやすいんですよね。
見え透いた起承転結というとまるで悪口ですが、そのくらい全てのん?ってなるポイントが回収されていきます。
大団円ハッピーエンドほど幸せな環境になるわけではないですが、登場人物全員報われていると思います。
内容構成はわかりやすいのですが、登場人物を取り巻く環境・悩みはそこまで軽い物ではなかった印象です。
大人向けの絵本と形容した理由はどちらかと言えばパズルゲーム要素の話だったのですが、内容も子供向けではない感じですかね。
イジーとジョゼフの問題ならまだしも、カルメンとヘレナの問題は子供向けでは無いと思います。
姉妹間の借金の話に失業なんてね。
かと言って、難解なストーリーではないので問題はありません。
個人的にはチャプター7のゲーム機を修理するお話が好きでした。
直すパズルゲームの工程も好きなのですが、イジーの子供らしい部分をよく見ることができるストーリーが好きです。
ゲームが難しくてマリアにやってみて!とお願いしてくるところは子供らしくて可愛い反面、マリア以外にこういうお願いができる人がいなかったんだな、と悲しくなってしまいます。
こういう色んな感情をもたらしてくれる何気ないセリフが大好きです。
おまけ:サウンドトラック
実はこのゲーム、Steam版で購入するとサウンドトラックも手に入ります。
トラック数は21、曲の長さは1分弱から3分半ほどと差があります。
しかし、実際にプレイしてくださった方や以前のブログで紹介したトレーラーを見てくださった方は分かってくださるのではないでしょうか。
曲もこれまたおしゃれなんですよね。
チルって感じです。どこかのカフェで流れていそうな曲ばかり。
(作中に本当にカフェが出てくるとかは置いておいて……。)
僕はインストゥルメンタルが好きで、YouTubeで作業用BGMを探して聞いたりsound cloudで寝るまでおすすめに出てくるプレイリストを再生したりしているのですが、このサウンドトラックもすごくいい感じです。
なんなら今執筆中に聞いています。
今度日中にコーヒーを飲みながらCDプレーヤーから流してみようかな。
最後に
すごく楽しんでこのゲームをクリアしたあとにはやはりクレジットが流れます。
その中には「Ustwo Gamesの友人と家族」、そして「製作中に生まれた赤ちゃん」の表記が。
十分ゲームで感動して満足したというのになんだこの表記は!
心がほっこりしちゃうよ!
このゲームと制作会社のUstwo Gamesさんがすごい好きになりました。
同社が配信している別ゲームもプレイしたいと思います。
まさかこんなところでゲーム会社に惚れてしまうとは、策士だな?(?)
前回今回とAssemble with Careのブログを書くために何回かプレイし直したのですが、きっとこのゲームはたまにプレイし直したくなるようなゲームなんだと思います。
セール期間だとたしかカフェで飲むコーヒー一杯分で買えるはずです。
ちょっとしたコーヒーブレイクにこのゲームをプレイしてみませんか。
それでは今回のブログはここまで。読んでいただきありがとうございました。
セレロでした。